ロシアはご存じの通り、その前身はソヴィエト連邦という国になります。
社会主義国家は、みんな平等に貧しくても、ちゃんと福祉を受けよう、という事で医療サービスなどは手厚かった事もありまして、ソヴィエト崩壊後、ロシア国民の健康状態は急速に悪化しました。

1996年より医療制度が復活し、基本無料ではありますが、都市部と農村部での格差や病院での格差などいろいろと課題もあります。

またプライベート保険もあり、公的医療保険のサービスで満足できない人が使っています。
こう見ると、共産圏であった国は階層的な医療制度になりやすいのかなぁ、と思ったりします。

ただ共産圏の特徴で、福祉が強かった事もあって、医師数とかはいっぱいです。

という訳で、今や世界の敵となったロシアの医療制度について勉強しましょう。

旧ソ圏の国々の医療制度にも影響を与えたソ連の医療制度も、余裕があったら触れたいと思います。