新着情報 新着情報のアイコン画像 Information

2024/6/27

THN(TOKYO HealthCare Network) WHO勤務から帰ってきた田中豪人先生に『国際保健衛生』について聞きたい!

THNは、リアル交流会とオンライン勉強会を交互に開催しており、6月はオンライン勉強会です!
テーマは『WHO勤務から帰ってきた田中豪人先生に『国際保健』について聞きたい!』を開催します。

諸外国に比べると、日本の医師が海外で働くケースは少ないです。
医師免許そのものが、どこの国も独自に認定しているので、他所の国の医師免許が使えたりするケースが少ない事もあります。
さらに国際保健分野ともなると、そんなにたくさんいません。超少ないです。
という訳で、今回は国際保健と、そのキャリア形成について、田中氏から話を聞きたいと思います。

国際保健とは

「国や地域での健康の水準や、保健医療サービスの状況を示す指標として何が適切であるかを明らかにするとともに、国内や地域間に見られる健康の水準や保健医療サービスにおける格差を明らかにし、そのような格差を生じた原因を解明し、格差を縮小する手段を研究開発する事」です
なので、医師を派遣したりするのではなく、抜本から構築していく必要があるお仕事になります。
今回、ゲスト講師の田中豪人先生は、医学生時代から「国際保健」分野で働きたいと考え、戦略的に「キャリア構築」をしています。
「キャリア構築」も今回の隠れたテーマです。
で、WHOインターンをえて、WHO本部、WHOマレーシア、WHOスリランカと各地を転々として、今回、日本に帰ってきました。
今度はJICAを中心に活動を考えられているとの事。

「国際保健」に「キャリア構築」と、なかなか他所では聞けない話を聞きたいと思います。

・なんで国際保健だったの?
・どういう勉強をしたの?
・何が海外で働くには必要?
・WHOではどんな仕事したの?
・コロナ対策って大変でしたか?

【講師】
田中豪人
北里大学医学部卒。日本での初期研修および家庭医療後期研修を経て、米国エモリー大学ロリンス公衆衛生大学院で公衆衛生学修士課程を修了。同大在学中にWHOカンボジア国事務所にてインターンシップに参加。帰国後、国立国際医療研究センター国際医療協力局での勤務を経て、JPO派遣制度を通じWHO本部で勤務。その後、正規職員としてWHOマレーシア、スリランカで国事務所でコロナ対策に取り組む。

2024年5月より国立国際医療研究センター国際医療協力局勤務。