TOKYO HealthCare Network は2023年１月よりスタートした、東京界隈のヘルスケア関係者の交流会と、ウェビナーを交互に実施しています団体です。
今回は、山村真一氏（一般社団法人保険薬局経営者連合会 会長）を講師に招きまして、『増大し続ける社会保障費をどう考えるか〜薬局の活用という視点から～』と題して開催しました。

保険調剤は、年間７兆円市場。８億枚を超える処方箋の対応をしていますが、一方で『処方箋ビジネス』などと揶揄される事があります。医薬品に関しては、医薬品物流での課題などが直近３年くらいで取り出されていますが、本質的な議論はなされておらず、なんとなく有耶無耶です。
国内に33万人をこえる薬剤師を抱える国は、中国を除けば日本が世界一です。調剤薬局数も６万軒超です。

そう、日本は薬局や薬剤師リソースについては、世界でも類を見ないくらい充実しています。
調剤報酬などでは、「対地域」といった事が話題になっていますが、大半の国民にとっては興味すら持っていないのが実情です。
もっと色々とできるんちゃうか？と思ったりします。

当日は約６０分以上、活発な質疑応答がありました。