THN(Tokyo HealthCare Network)は勉強会&交流会を開催します。
2カ月に1回の交流会は、THN(Tokyo HealthCare Network)の会員向けイベントになります。
数は少ないですが、ビジター枠もご用意しております。
ご興味ある方、ご参加頂ければと思います。
12月のゲスト演者は、医療政策や製薬業界に精通している山口聡氏です。
講師紹介
山口 聡氏
1997年3月に福岡大学法学部経営法学科を卒業
医療・看護・介護系出版社に就職。看護系出版物の企画・編集、教育セミナーの企画に従事。
出版、セミナーの企画を通じて、多くの医療従事者や病院、介護施設との接点を持ち、現在も交流を続けている。
2008年7月より医療経営コンサルティング会社に就職
医療経営コンサルティング会社では医療政策情報の収集・分析業務を行う一方で、医療機関をはじめ、医療関連団体や製薬企業等のヘルスケア産業界での医療政策や病院経営に関する動向をお伝えするなど、年間100回を超える講演を行うと共に、50社を超えるヘルスケアビジネスにかかわる企業のマーケティングや販路開拓、商品開発、社内研修を経験する。
2021年10月、HCナレッジ合同会社(https://www.hckn.work)を創業。
★★★診療報酬改定2024をいち早く解説★★★
新型コロナ感染症の流行の影響で、医療政策も本来であれば2024年の医療介護同時改定でドラスティックな改革が予想されていましたが、着地点が難しくなっています。また円安の影響もあり、これまでの診療報酬改定率についても本体微増、薬価減という手法も取り難いのが現状です。
物価高に対して、診療報酬をどこまで反映させるのか?といった点数の話も大変気にはなりますが、今回は、日本がどのような方向性で「医療・介護」を考えているのか、診療報酬改定の方向性や関連法案の流れなどを山口氏に解説を頂きました。
ちょっと専門的な話にもなりましたが、楽しく愉快に勉強とディスカッションが出来ました
★★★2024年度の「トリプル改定」とは★★★
今回は、医療・介護・福祉のトリプル改定になります。
上述にあるように、本来であれば2025年問題に対する2024年改定って座組でしたが、それがどうにもこうにもって感じです。で、その延長線上に2040年問題があります。
2025年には『団塊の世代』がすべて75歳以上の後期高齢者となり、医療・介護のニーズが急速に増大していくとの事。
2040年には『団塊ジュニア世代』が65歳以上となります。つまり、現役世代人口が減少して医療・介護保険制度の財政が厳しくなるだけでなく、医療・介護の支え手となる人材の確保がより一層難しくなることが予想されており、構造的な改革が必要です。