第38回地域包括ケアをしっかり勉強する会は、腎臓内科の森維久郎先生を講師にお招きして、「透析を減らすために地域でしかできないこと」をテーマに講演をいただきました。
森維久郎氏は腎臓病の重症化予防に取り組みをするため、2020年に北区赤羽で開業予定です。
海外先進国では当然のようにプライマリーケアによる、早期介入・重症悪化予防をされていますが、日本では地域医療としては取組が弱く、ハイリスク領域の患者にフォーカスした取組がなされています。
1つは多くの医師が大学病院などの大きな医療機関でトレーニングを受けて、そのあとに開業するケースが多いため、初期症状の患者に対する介入に関する意識が低い事が指摘されています。