弊社代表の溝口博重がアメリカの医療制度について講演を致しました。
世界一の医療費を誇るアメリカですが、先進国では唯一の民間保険主体の医療制度を採用をしています。
それだけに他国のような公的医療制度を勉強すれば全貌が見えるという事はなく、民間保険主体とあって、医療制度の見本市のような体系になっており、一度の解説で理解するのが困難です。
いうなれば、3~4か国の医療制度の解説をするような感じです。
という訳で、アメリカの医療制度(中篇)では、アメリカの民間医療制度を開設したいと思います。
現状、主だった5つの種類の解説をしたいと思います。またオバマケアも関係しますので、その辺りの話もしたいと思っています。
アメリカの医療制度については、オバマケア前と後で大きな線引きができます。これは単に保険制度という訳ではなく、リーマンショック後の医療に対する常軌を逸した投資の結果、2012年以降、アメリカの医療領域のIT普及率は一気に上昇して、この数年で大きく様変わりをしました。
まさにオバマ前とオバマ後です。
その功罪はともかくとして、民間保険中心のアメリカの医療制度において、この恩恵は大きく、名実ともに世界の最先端を走っている国と言えるのではないかと思います。
その後のトランプ政権でのブレーキも含め、医療制度が政権政府と密に関わっているという事も感じられるのも、アメリカの医療制度を勉強する醍醐味だと思います。