【＃2　アメリカのデジタルヘルス】
アメリカは、完全に別次元のヘルスケア市場を持っており、アメリカと世界と分類した方がよいような感じになっています。
そのアメリカにおいて、注目を集めている分野は、下記の３つ

1 | 遠隔医療市場
2 | メンタルヘルス/ウェルネス技術
3 | デジタル治療

また上記に加えて、遠隔モニタリング、診断とトリアージ、個人の健康管理、データと分析といった領域においても、先駆的な取組が目立っています。日本の１０年先を言っているのではないか、というくらい、バライティに富んだビジネスが考案され、カネを集めて、実装化されています。（ビジネスとして成功しているかは別として）
民間医療会社を中心とした「マネージドケア」という医療制度は、日本の医療制度と発想も運用も全く異なりますが、「そのままでは使えない」というだけで、参考にならない訳ではありません。
むしろ、ビジネスという観点で見れば、アメリカほど勉強になる国はないくらいです。

アメリカは州ごとに運用ルールが異なるという事などもあり、独特のサービスなどもありますが、今回はアメリカで注目を集めているスタートアップを中心に解説。加えて、溝口が注目する企業５社のビジネスモデルなどを解説したいと思います。