医師会員26万人のメディカルトリビューンにて、弊社代表溝口博重の連載記事がアップされました。
今回は「採用」に関する話です。
組織づくりの基本である「採用」「配置」「教育」の3要素の中でも、特に「採用の失敗は教育では取り戻せない」という重要なポイントに焦点を当てています。
これは、ジム・コリンズ氏の「バスに乗る人を決める」という比喩を用いて、医療機関の採用の重要性を解説する内容です。
具体的には、採用時に以下の3点を重視する必要があるとしています:
目的地を決める:5年程度の中期目標を設定し、定量的・定性的な目標を立てる。
席に限りがあることを認識する:保険診療の制約から採用人数を慎重に決定し、一人が複数の役割を担えるような採用が求められる。
目的地に必要な人を乗せる:具体的な部署単位で必要な人材を考える。
採用時には、情熱、向上心、報酬を原動力とする人材を見極めることが大切であり、成長の素養がある人材を採用することが組織の成功に直結します。
次回は、医療機関や企業で実際に導入されている、具体的な面接選考の手法について解説予定です。