新年あけまして、おめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。
メディカルトリビューン社が毎年、ヘルスケア/医療界の著名な方より寄稿する【2025年医学はこうなる】に、弊社代表の溝口博重も記事を提供させて頂きました。
https://medical-tribune.co.jp/rensai/articles/?blogid=11&entryid=565654#comment_area
記事要約は以下の通りです。
【私が選んだ医学2024年の3大ニュース】
1. かぜが5類感染症に指定:定点把握がスタート
2024年10月、厚生労働省は2025年4月から「急性呼吸器感染症(ARI)」を5類感染症に指定し、指定医療機関による定点把握を開始することを決定。感染症の流行状況を把握しやすくなるが、現場の負担増が懸念されている。かぜが「感染症」として認識されることで、受診行動が増加する可能性があり、医療機関の混雑が心配される。
2. 診療報酬改定と医師の働き方改革
2024年、診療報酬・介護報酬が同時改定され、医師の時間外労働の規制やデジタル技術活用が進められた。医療従事者の労働環境改善が目指されたが、現場との信頼関係が損なわれる場面もあった。医療DXの推進が求められる中、説明不足や拙速な政策運営に批判が集まった。
3. 医療AI元年:生成AIと非構造型AIが台頭
2024年は「医療AI元年」として、生成AIや非構造型AIが医療分野で利用され始めた年となった。業務効率化の可能性が示された一方で、倫理や規制の整備不足が課題として浮上。欧米ではAIの透明性が求められる中、日本は遅れが目立つ。今後のAI活用にはルール整備が不可欠である。
【2025年医学はこうなる】要約
2025年問題と医療行政のリスタート
団塊世代が75歳以上となる2025年、日本は医療や介護の需要が急増する「2025年問題」に直面する。医療DXやかかりつけ医制度の強化が進められるものの、全体的な最適化は不十分。医療制度の持続可能性を確保するために、具体的な計画と数値目標を伴う施策が求められている。
今年も、色々と発信していきたいと思っております。
宜しくお願い致します。