海外医療制度勉強会(第7期)第2回を開催しました!
2024年11月16日、弊社主催の「海外医療制度勉強会(第7期)」の第2回が開催されました。今回のテーマは「世界の医療DX ~各国のトレンドを紐解く~」です。講師を務めたのは、弊社代表の溝口博重。豊富な知識と経験をもとに、医療DXの現状と可能性について詳しく解説しました。
本セミナーでは、「医療DX」という言葉が日本独自のものであることを皮切りに、各国での呼び方や取り組みの違いについて紹介しました。たとえば、アメリカでは「Healthcare Digital Transformation」、欧州では「eHealth」、アジアでは「Smart Healthcare」といった呼称が主流です。
セッションの中では、mRNAワクチンの開発やドローン配送、電子健康記録(EHR)の普及など、注目すべきグローバルな取り組みが多数紹介されました。以下にいくつかのポイントをご紹介します:
mRNAワクチンの技術革新(Pfizer/BioNTech、Moderna)
デジタル聴覚インプラント(Cochlear)
ドローンによる医療配送(Zipline)
中国のデジタルヘルスプラットフォーム(WeDoctor)
シンガポールのNEHRシステム
また、「行政主導」と「企業主導」のアプローチについても議論が深まり、参加者からは活発な質疑応答が行われました。行政が主体となる取り組みの効率性や透明性、企業によるイノベーションとスピード感、それぞれのメリットと課題について具体的な事例を交えて解説しました。
さらに、「医療DXをビジネスにするには?」という視点では、ヘルステック市場の成長性とビジネスチャンスについても触れ、参加者の関心を引きました。
次回の勉強会について
第7期の勉強会は2025年3月まで続きます。次回のテーマも世界の医療におけるトピックを取り上げる予定です。全6回を通じて、海外医療制度とテクノロジーの動向を深く掘り下げていきます。
本勉強会にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。引き続き、医療とテクノロジーの最前線を共有し、学びの場を提供してまいります!
👉 詳細はこちらからご確認ください:全6回のご参加申し込みはこちら