ICT活動医療DX

医療DXとは何か?

『医療DX』はバズワードであり、ある種の医療業界における流行りと言えるかと思いますが、そう難しい話ではなく、目的を達成する為に必要な手段の一つでしかありません。

医療DXが難しいと思われるケースの大半が「手段の目的化」に嵌っているだけであり、何の為にやるのか?を自問する事が重要です。

医療DXとICT化

ICT化と医療DXは似て非なるアクションです。

『ICT化』・・・現在実施している業務をICTに置換える事。マネジメントの手段の一つ。効率化とか標準化する上で有効。

医療DX』・・・業務や組織そのものの改革を前提にしている。単なるICTへの置換えではなく、抜本的なレベルでの業務の見直しを図る取組。

医療DX事例:病院の外来を医療DXをする場合

1)外来予約をスマホやWEB上で実施

2)外来に来たら、QRコード等で受付

3)診察の順番はスマホで呼び出し(呼び出し予定時刻の表示)

4)診察後は、スマホ決済で、そのまま帰る
みたいな感じです。外来の待ち時間とか、そういうのをまとめて解決方策を策定、その為に必要なサービスを導入する、みたいな感じです。

医療DX事例:病院内の人材リソースの有効活用

1)グループウェアはあるがカレンダー機能しか使っていない

2)院内スタッフの趣味や特技を検索できるようにする

3)院内スタッフにメッセージを送れるようにする

4)院内スタッフの特技を活用するコミュニケーション、体制の構築をする

組織の生産性向上に関する有名な取組で「メイヨーのホーソン実験」というのがあります。プライベートな関係があるチームの方が、仕事だけの付き合いのチームより生産性が高い、という取組です。(本当はもっと色々とありますが)

これは多くの企業でも採用されている取組になります。
釣りやカメラ、山登りなど、意外な人が意外な特技を持っており、結果として、様々な交流が院内で生まれました。結果、委員会活動や様々な改革をする上で、プラス材料として働きました。

こんな事が医療DXなのか、と思われるかと思いますが、発想が問われる取組になります。