全国的に人口が減少しつつある中、三郷市は人口増加地域の一つとなっております。
病院機能も2017年に、高度急性期(ICU:8床)・一般急性期(233床)・回復期リハビリテーション(58床)と変更しており、このエリアの中で影響力を持った病院の一つと云えるかと思います。
AMG(上尾中央医科グループ)の一つでもあります。
三郷市の特徴は、人口は2035年くらいまで横ばいではありますが、「高齢者の高齢化」という、今後の日本全体での課題のど真ん中にある病院であり、その経営に際するコンテンツや取組は、様々な面で興味深いところがあります。急性期病院でいえば、県が異なりますが、松戸市があります。
そういう意味では、地元の高齢者に対する医療・介護提供がテーマになってくるエリアの一つです。
特に介護は2020年には約140%、2025年には約170%と高齢者の高齢化による需要が拡大していき、病院での医療提供だけでよいのか、という部分があります。
医療、介護ともに、それに従事する人材が少なく、その需要は増大する中で、急性期医療とリハビリという選択肢を選んだ訳ですが、2025年までにもう一度、病院の機能改革が必要ではないかと思う病院でもあります。
エリア的に住民属性の変化が激しく、住民流入もあるという、極めて経営の読み難いエリアにある病院という事を考えますと、経営・事務スタッフはもちろん、臨床現場のスタッフにも、鋭敏な経営感覚が求められる病院ではないかと思いました。
今後開業や独立を考えている医師や看護師にとっては、非常に面白い医療機関ではないかと思います。(マーケティング的な意味で)
三郷市の病院は7つ
医療法人社団 愛友会 三郷中央総合病院
医療法人財団 健和会 みさと健和病院
尾内内科神経科病院
医療法人 三愛会 三愛会総合病院
埼玉みさと総合リハビリテーション病院
医療法人財団 東京勤労者医療会 みさと協立病院
永井マザーズホスピタル