全国でも指折りの医療グループ桐和会の病院に行ってきました。
300床の精神科(特に認知症に特化した)病院でしたが、先日、訪問した際に、地域包括ケア病床を開設し、今後は救急告示病院としても取り組まれていくとの事でした。
精神科病院としては、スーパー救急などではなく、一般的な救急受け入れを開始するのは、全国的にも稀有な事例かともいます。ただ一方で、現在の救急事情を考えると、所謂「救急外来」で来る患者≒ウォークインの患者さんが高齢で救急搬送という事例が多く、そういう意味では、一般的な外来機能があれば十分機能するのではないかとも思っております。
この辺り、医師とスタッフ、そして地元救急隊との意志疎通がしっかりできているのであれば、面白い取組の発信になるかと思います。桐和会グループは病院こそ2施設(来年3施設になります)ですが、クリニック経営に於いては、全国でもトップのグループであり、そのポテンシャルは非常に高い医療グループの一つでもあります。
こうした地域に必要な医療を提供していこうとする姿勢は、クリニック経営を主としているからこそ、とも思います。
これからの取組が非常に楽しみな病院の一つと云えるのではないかと思います。